拗らせヲタクの備忘録

永遠も当たり前もない世界にボクは生きている

推しよ 幸せであれ

思い起こせば、2022年は、ヲタクとしての感情がめちゃくちゃ揺さぶられた一年間だったなぁ…と、 元担が誕生日を迎えた今日、ぼんやりそんなことを考える 。

 

以下の文章は、去年の春頃につらつら書こうとして、結局最後まで書かなかったものの初めの数行。
「自担がアイドルをやめた話

2022年1月10日。出会ってから11年とちょっと応援してき た自担がアイドルをやめた。
20年以上…人生の3分の2以上をJヲタとして生きてきた私にとっては、自担が事務所をアイドルをやめるということは、決して初めてのことではなかった。
少し前から、それなりの覚悟は出来ていたように思う。」

 

…そう、1年前のあの時点では、それなりに覚悟はしていた。
自分の性格上、「担当」と呼ぶほどまでに好きになるのは、所謂事務所のエリートコースからは外れた、言わば「縁の下の力持ち」・ 「職人」タイプのJr.ばかりだった。(2020年の夏以降、 その傾向も変わってくるんだけど…)

 

「彼」もそんなJr.の一人だった。アイドルが大好きで、踊ることが大好きで、ファン想いで…。ちょっと一人で抱え込みすぎたりすることもあって、心配でもあった。
他の子の担当になっても、彼のことは大好きだったし、どんな状況 でも応援していけると思っていた。
実際、何度か消息不明(仕事がなくて全く表舞台に出てこない)になっても、彼がファンに黙って事務所をやめることはない、何かしらアクションがあると思っていたし、「今、色々考えてるんだろうな」、「その内戻ってくる」と信じていた。
その一方で、「そろそろ覚悟を決めないと」と思っていたのも確かだ。多分、それが2020年の夏頃の話。

 

2020年も、年の初めから大好きだったグループが解散、退所と散々で、そこに来ての彼の数ヶ月の消息不明。2020年夏の私は 、ヲタクとして干からびる寸前だった。
そんな時に沼落ちしたとあるグループがきっかけで、数年まともに見ていなかった某番組も見るようになったし、他の出演番組に必死になったり、ライブの配信に必死になったり…。

「担当」 という位置づけの子たちが、それ以前よりはキラキラした子たちになり、どんどん担当にしたい子たちが増えていき(まさかの5人掛 け持ち)、ヲタクとしての生き方に少し変化が出たような気がした 。


…それも、2022年、そう去年の夏、詳細は伏せるが、担当の一 人がやらかした上に、その後の事務所の対応や本人の態度に、怒りを通り越して呆れ返ってしまい、私の約25年にも及んだJヲタ人生は、一旦幕が閉まるのだ。

 

…話がそれてしまったが、「彼」の話に戻ろう。
彼が事務所をやめたのが去年の1月。タイミング的には、ここだなって、前から何となく分かってた。
もちろん泣いたけど、瞬く間に開設されたSNSを即フォローし、 コメントし、インスタライブで彼の話を聞いた時に、全て納得した …気でいた。


「彼なら、あの事務所をやめても、どんな道でも応援できる」、最初はそう思っていた。それくらい、大好きだった。
彼の仕事へのひたむきな態度も、強い意志も、そこ全部ひっくるめて、ついていこうと思っていた。

 

彼の生配信でのやりとりも、ファン同士のやりとりも楽しかった。

 

でも、いつからだろう。心のどこかで、何かが引っ掛かり始めたの は。

次の現場(舞台)が息つく間もなくどんどん発表された頃から?
彼が、当時バイトをしていたことを話し始めた頃から?
コラボとか、アパレルとか、色んなことに仕事が展開していった頃 から?

 

多分、どれもこれも、いつも心のどこかでモヤモヤしていて。
決定打は、彼が事務所をやめようと思い始めた経緯を話したことだった。
当時の事務所の対応にも驚いたけど、それを、実際にあったのが数年前のこととは言え、その話を配信で話した当時、事務所をやめてからまだ一年にも満たない彼が、FC限定の配信とはいえ、 ぶっちゃけてしまうのは、何かが違うと思った。


「あぁ、もう私が好きだった彼じゃないんだ」勝手だけど、そう感じた。


自分は、やっぱり、キラキラしたアイドルとしての「彼」が好きだったんだな、というお話。

 

話があちこちいった上に、読みにくい文章で大変申し訳ないです。
彼のことは嫌いになったわけじゃありません。
ただ、結局自分の心が離れてしまったのは事実。

きっとこの先、会いに行くことも手紙を出すこともないから、ここで言わせてください。

 

大好きだったよ。
幸せになれよ。

誕生日おめでと。