拗らせヲタクの備忘録

永遠も当たり前もない世界にボクは生きている

「永遠」も「当たり前」もない

ジャニヲタ20年以上やってきて、ヲタとして辛いこと*1はそれなりに経験してきて、それなりに慣れてきたはずだった。

最近なんて、何があっても動揺すらしなかった。

 

でも、今日ばかりは違った。

舞台の振込詳細確認しようと思って、めったにログインしない情報局にログインしたら、すぐに目についた見出し。

嫌な予感しかしなかった。

でも、内容は、その嫌な予感の斜め上を行ってて。

こういう事態で、ひっさしぶりに血の気が引いた。もう何年ぶりだよってくらい。

 

「この幸せは永遠じゃない、当たり前じゃない」

 

元担ユニ*2の時、散々思い知らされたこと。

夏の嵐のコンサートしか仕事がなく、夏に生存が確認できなければ辞めたと思うしかなく、どん底に突き落とされ、ユニ名がついても「Jr.の墓場」とヲタの間で言われ*3、それでもがむしゃらにやっていたJr.たちがいて、そいつらをひたすら応援していた自分がいた。十数年前の話。

嵐から翼へ、そして色々な仕事に繋がっていったあの頃。あの子たちに仕事があるだけで嬉しくて、それが大所帯(14人とか21人とか)全員集合だったら尚更で。

その度に、「皆で一緒にいられるのは当たり前じゃない。ずっと一緒にはいられない。だけど、ずっと一緒にいてほしい」そう思っていた。

でも、そんな願いは叶わなかった。

Shockに出るようになった4人*4が、4人だけの道を選んだのもこの時期だった。

大好きだったグループから、色んなグループが派生して、元担も元担のシンメも辞めて、最後には一人になった。自然消滅だった。

その時もやっぱり、「永遠なんてないんだなぁ」って思ったと思う。

 

だけど、最近の私は、あの子たちに安心しきっていたんだ。

「素敵な居場所ができたね」、「いい子たちが入ってきたね」、「この6人なら大丈夫だね」

そこに来ての、今日のお知らせ。

すぐに受け止められるわけがない。

担当ではないけれど、あの子が入所した頃から知ってるし、元担ユニでも見てたから。

でも、17年という長い時間をあの事務所で過ごして、「これだ!」と思える仕事、真剣に向き合いたい仕事に出会えたあの子は幸せ者だと思う。そして、それを自分の言葉で伝えられる場を設けてもらったことも。そこまで大きな存在になったんだなぁ、って。

たくさん考えて、たくさん悩んだと思う。あの子も、メンバーも。

Jr.という不安定な立場の中、20代後半で大きな決断をしたあの子と、その背中を見送ったメンバーに、どうか光り輝く未来がやってきますように。

ちょっぴり寂しいけど、見守っていきたいと思います。

*1:突然のメンバーチェンジ・突然のデビュー発表・突然の名称変更・突然の退所・突然のユニ自然消滅・突然のカノバレ・突然の干され…などなど

*2:M.A.D. 元々は嵐のバックについていた嵐組。2005年秋、今井翼ソロコンサートにて命名される。(何代目かのM.A.D.) 私が青春のすべてを捧げた奴ら。

*3:本人たちも知っていた

*4:ふぉ~ゆ~のこと